人間も動物も生きるということは同じです

うちの長男猫(とら)が体調が悪いです

数日前から食べ物も食べられず、あまり動かなくなりました

 

とらは、私達が結婚してから最初にうちに来た猫です

結婚して5年、不妊治療に失敗し

子供をあきらめた時に来てくれた猫です

とらと一緒に飼い始めた「しま」は7年目で亡くなりました

しまが亡くなった時にとらに「どんな形でもいいから

私達のそばにいてね」そう言っていました

その約束通り、ずっと私達のそばにいてくれるこでした

うちは私達が子供を欲しがると猫がきます(笑)

なのでうちでは猫たちが子供同然です

呼べばやってくるし、5匹それぞれの性格があります

しまの時には脱水を起こしている体に点滴をするために

毎日病院へ行きました。

でも今思うと、病院が嫌いだったしまにとっては

苦痛だったのかもしれません

ペットブームで動物病院も増えたけど

人間と同じで動物だって薬は体に負担がかかるのです

なので、とらにはあまり薬は飲ませたくありません

自然の摂理でとらもじっと動かず、体力を回復しているように見えます

ほかの猫たちもとらには近づきません

だんだんと体が冷えていくとらを温めたいけれど

とらはそれを嫌います

自分の好きにやらせてよ

そう言っているように思えます

とらが弱っているその横で他の猫たちは自分達に構えと甘えます

生きている猫を大事にしないといけないのかもしれません

とらも含め5匹の「死」を受け止めてから

私達夫婦は死ななければいけない

それが役目だから

でも、もしかしたら私達だっていつ「死」が迎えにくるかわかりません

その時までに、精一杯の愛情をかけてあげたいと思います

明日はかさこ塾フェスタ

いつもなら乗り気で参加するはずの私が

これに参加しなかったのもきっと意味があると思っています

人間も動物も死ぬときは一人、その「死」をどう全うするか

きちんと向き合わなければいけないのかもしれませんね

 

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