風邪になった時の対応~解説編 お水の話 〇カリスエットじゃダメなんですか?~
今日はお水の話です
先日のブログでは
2に水をしっかりと飲む
水を飲まないと汗がかけません
この時にアクエリアスや経口補水液ですと
糖分が入っている事で
熱を逆に下げてしまいますので
水を飲んでください
と書きました
え?アクエリアスとか経口補水液でもいいじゃない?
まず、アクエリアスのような清涼飲料水は
糖分が入っています
糖分は熱を下げます
激しい運動の後には
筋肉疲労があるので糖分が必要になります
だからアクエリアスやポカリスエットのような
糖分が適度に入ったほうが
筋肉の熱を冷ますのに必要です
しかし、ただの熱上昇での発汗は
運動と違います
風邪の時には
「体の熱を上げないといけない」と
昨日のブログでお伝えしましたね
そんな時にできるだけ
体の熱を下げたくないのです
なので、糖分は二の次
っていうか、今(風邪の熱上昇の時には)
は熱を下げてほしくありません
必要なのは糖分でなく塩分です
なので、アクエリアスは不要です
そして経口補水液ですが
あれは「飲む点滴です」
え?じゃあ飲んでもいいじゃない?
うーーーん、健康な人はいいんですけど
高血圧とか、糖尿病の人には
飲む量を調整しなくてはいけません
完全脱水(口から嘔吐、下から下痢の場合)
の場合は勧めますが、
熱がある時の水分摂取は
何も考えずに飲める「水」の方が安全です
なんでもかんでも飲めるとは限らない
逆に体に負担をかけるようなことは
薬を飲むことと同じくらい危険だと
思っておいてください
(特に病気の時には・・)
そして、お水が一番安心、安全なのは
体に害がないことです
飲みすぎても排出できる
(腎臓に負担がかかる場合もありますが
熱がある時には脱水の方が危険です)
そして、体に水分がないと
汗もかけませんからね
現代人は元々乾燥気味ですから
水分が足らない人は
熱も上げられませんからね
飲み方はコップ一杯のお水を
少しずつ飲んでください
ペットボトルを一気に飲まないでくださいね
明日は汗を出す必要性について
お伝えしますね